整形外科医の日常診療から Orthopedic surgeons blog

理学療法士のリハビリ記録 〜カルテNo.2 右鎖骨骨折により右肩が上がりにくくなったB様〜

2019.04.23
カテゴリ:フィジカルケア 未分類 首や肩が痛い
B様は右鎖骨を骨折されてから右肩のあげにくさ、痛みに困っておりました。骨折された右鎖骨の動きの硬さ、痛みをかばう姿勢により筋肉が硬くなっていました。

逃避的な無理な姿勢を続けていると筋肉は無意識に硬くなってしまいます。B様のリラックスできる姿勢を質問しながら探っていき、その場所で深呼吸を10回ほど繰り返していただきました。

治療前は左肩に比べ、右肩が上がっています。治療後は肩のラインが整いました。逃避的な姿勢が治療により脱力できたからと考えます。(図1)

図1<前>



図1<後>



治療前と治療後を比べると肩の上がり角度が増加しているのが確認できます。(図2)
また、『痛みも減った』と主観的・客観的にも変化が見られました。

図2<前>



図2<後>



その方に合う運動、合わない運動が存在します。

痛みを我慢して行う運動はかばう姿勢を助長してしまいます。

運動方法に悩む方は私たち理学療法士やトレーナーに気軽にご相談ください。

 

 脇田整形外科 理学療法士 三浦一馬