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ウエルケアビルの放射線部門について

2019.10.19
カテゴリ:放射線部門

ウェルケアわきた整形外科とウェルケアはら脳神経内科が開設時より目標にかかげておりますことは、地域の健康長寿に貢献できるクリニックをめざすことです。 健康長寿とは超高齢化社会において、ご高齢となってもいつまでも介護を受けずに、自立して生活を送ることができることです。要介護状態となる主な原因疾患として骨粗鬆症や骨折などの整形外科疾患と、脳血管障害・認知症・パーキンソン病などの脳神経疾患があげられます。これらの疾患を早期に診断し、予防・治療(リハビリも含め)を行うことにより人はいつまでも自立した生活を送り健康長寿社会が達成できるものと考えております。 当クリニックビルでは3階の「ウェルケアわきた整形外科」と2階の「ウェルケアはら脳神経内科」が連携して診断と治療にあたり、4階の広いリハビリ施設で経験豊かな理学療法士がリハビリ治療を行います。また、最新の放射線検査機器を設置し、さまざまな脳神経疾患や整形外科の疾患を早期に正確に診断することが可能となっております。 今回は、当クリニックの最新の放射線検査を行う優秀な技師と各種機器、診断に卓越した専門の放射線医師をご紹介します。

医療法人社団裕正会 理事長 脇田 正実

 

 

放射線部門について  【放射線検査】

 診療放射線技師 鈴木 航(右)

当院での検査は、診療放射線技師2名にて行います。 画像診断機器は大学病院に匹敵する最新機器を導入しており、患者様には安心・安全・丁寧に、そして的確な診断情報の提供に努めてまいります。

 

【放射線診断】

 医師 大淵 眞男

放射線専門医の私が読影報告を行い翌日には報告します。 医学博士 昭和大学医学部卒 日本医学放射線学会 放射線診断専門医 昭和大学病院放射線科兼任講師 東京女子医科大学東医療センター放射線科非常勤講師 米国Iowa大学病院 放射線科Assistant Professor(2003-2005年)    MRI装置 1.5T

 

 

従来、MRI検査は時間がかかり、狭いボア(円筒)の中でうるさい音を我慢しながら行うものでした。当院の装置は最新のアプリケーションを搭載しているため、高速スキャンによる検査時間の短縮と、静音によって患者様の負担が大幅に軽減されております。また画質も向上しており微細な血管や、細い靭帯などの描出にも優れております。 頭頸部をはじめ、躯幹や四肢など様々な部位に対応いたします。   CT装置 16ch・32slice

 

 

最新のマルチスライスCT装置を導入しております。 1回の息止めで、全身の撮影が可能です。CT検査は、被ばく線量が多く社会問題にもなっております。当院のCT装置は最新のアプリケーションを用いて、画質を損なわず低被ばくでの検査が行えます。 MPR(任意断面再構成画像)や3D表示など、患者様の病態に沿った画像を提供します。

 

骨密度測定装置

骨粗鬆症の診断・治療のため測定精度の高い、骨密度測定装置を導入いたしました。前腕・腰椎・股関節の骨密度を測定いたします。検査時間も短いため、患者様の負担もありません。 検査後はレポートを作成し、患者様にお渡します。

 

   

 

X線撮影装置 FPD装置

CXDI-701G(キャノン)

 

整形外科領域では、骨や軟部組織などを色々な方向で撮影いたします。 出力の安定したX線発生装置と、高精細・高画質なFPD装置を組み合わせて使用することにより、正確な診断情報を提供します。 X線被ばくも少なく、患者様には安心して検査を受けていただけます。