理学療法士がおすすめする靴の選び方 〜つま先の形〜
2022.04.18
カテゴリ:リハビリテーション
新しい靴を購入したが、なんだか足の指が当たって気になる…。そのような経験はありませんか?
靴選びは何を基準に選んでいますか?多くの方は履いた感じ(横幅など)で選んでいると思いますが、足と靴の形状を合わせることはとても大事です。足と靴の形状が合わないと足が靴の中で動いてしまい、歩くときにバランスを崩したりつまずいたりします。靴ずれもおきます。
今回のタイトルは『つま先の形』です。
みなさんは自分のつま先の形と靴のつま先の形状を見て靴選びをしていますか?
つま先まで気にして購入するという事はあまりないのではないでしょうか?
自分のつま先の形とお持ちの靴を見てみましょう。お持ちの靴はおそらく色々なつま先の形状があると思います。
足のつま先の形状と靴の形状はともに『三種類』あります
つま先の形状(図1)
・エジプト型(日本人の70〜80% 特徴:親指が長い)
・ギリシャ型(日本人の25% 特徴:第2趾が長い)
・スクエア型(日本人の5% 特徴:長さにあまり差がない)
靴の形状(図2)
・オブリーク
・ラウンド
・スクエア(フレンチ)
つま先の形状を見ることも大事だということに気づくとさらに足と靴がフィットするので気持ちよく歩くことができます。
靴を購入される際にはつま先の形状と靴の形状を見てください。
脇田整形外科 理学療法士 須藤 慶士